いのちのうた第2章『親が子に遺せるもの』〜安武千恵さん追悼コンサート

「いのちのうた」は、市民有志でつくる実行委員会が主催する手作りの音楽イベントです。「日常では気づく機会 が少なくなった命の尊さや、経済発展のために社会が失ってしまった大切なもの、私たちが生きていくうえで本当 に必要なものは何かを、音楽を通じて見つめなおそう」と、2006年から始まり、今年で3回目を迎えます。前回、前々回のコンサートの企画運営に携わり、自らも出演した福岡市の声楽家、安武千恵さんが昨年夏、がんのため33歳で 亡くなりました。今回は、千恵さんの追悼コンサートとして、彼女の友人たちが中心となって企画しました。
25歳で乳がんを発病した千恵さんは、8年間、化学療法や独自に学んだ食事療法で治療にあたり、闘病生活を送りました。がんを患ったことがきっかけで、現代の食や私たち自身の消費行動に疑問を持つようになり、音楽活動や料理講座などを通じて、食卓を変えることで社会を変えていく運動に取り組みました。食、環境、農、子育て、医療の現状と課題などについて自身の考えをつづったブログ「早寝早起き玄米生活」は千恵さん亡き後ご主人が引き継ぎ、今もなお、がん患者をはじめ、多くの人たちに読まれています。このうち、生前の千恵さんが 5 歳の長女に、みそ汁の作り方を教えた体験と先に死に逝く親としての思いをつづった「親が子に遺せるもの」は新聞記者らの目にとまり、その内容が新聞紙面や広報誌などに大きく掲載され、全国の人たちの共感を集めました。「いのちのうた 第2章」では、全国各地での講演活動で、千恵さんの生き方、子育て、病との向き合い方などを紹介し続けている助産師の内田美智子さんをお招きし、スライドショーを使った内田さんの語りと、趣旨に賛同したミュージシャンたちの奏でる音楽で、いま、私たちがここに生きていることの奇跡をかみしめながら、千恵さんが伝えようとした思いをしっかりと紡ぐことができるような催しとなります。
いのちのうた 第2章『親が子に遺せるもの』
と き:2009年10月31日(土)午後1時開演
ところ:住吉神社能楽殿(福岡市博多区住吉3−1−51電話092−291−2670)
※西鉄バス住吉下車すぐ、JR博多駅より徒歩15分(会場に駐車場はありません)
出 演:三宅伸治、NUU、海童と夕焼け楽団、内田美智子
主 催:「いのちのうた」実行委員会
協 力:九州産直クラブ、大地といのちの会、タカコ・ナカムラWhole Foodスクール、九州『弁当の日』応援団
入場料:大人3,000円、中学生以下2,000円、未就学児無料
※チケット販売:チケットぴあ(ソラリアプラザ1階、アクロス福岡2階、博多リバレイン地下2階ほか)
予約センター(電話0570−02−9999)、ファミリーマート、サークルK・サンクス(Pコード:336−024)
お問い合わせ:「いのちのうた」実行委員会事務局 電話090−5020−0404
E-mail:ropponmatsu◯mac.com (◯は@に)

